

生産者の情熱と自由な発想が新しい味を生み出し、
いま世界中から熱い視線を集めているスペインワイン。
ここでは、生産地ごとの特色や味の違いをご紹介します。
各々の個性を知ったうえで楽しむと、味わいもまた格別なものになるはず。
スペインの格付けで「原産地呼称ワイン」のこと。
良質ワイン生産地域の指定を受け、厳しい生産基準のもとにつくられたワイン。
DO カバ CAVA(特産地域で生産される良質の発泡性ワイン)特産のカタルーニャが90%を占めているマカベオ、パレヤダ、チャレロ種3種のぶどうが主に使用されます。

バレンシア・アリカンテなど、3つの原産地呼称を擁し、古くからワイン交易の拠点として栄えた産地です。

ヘレス・デ・ラ・フロンテラ、サンルーカル・デ・バラメダ、エル・プエルト・デ・サンタマリアの3つの町を結ぶ一帯は、シェリー酒の黄金地帯といわれ、多彩なシェリー酒が生み出されています。
シェリー酒は、酒精強化ワインで、ソレラシステムという独特な方法で熟成します。

スペインで最初に特選原産地(DOC)に認められ、高級ワインの生産地としてその名を知られるリオハ。
ワイン造りにおける理想的な気候条件を備えた土地です。

ピレネー山脈の麓に位置するナバラ地区は、温暖な気候と適度な降雨量に恵まれた、ぶどうの生産に適した地域です。
もとはロゼワインの生産地でしたが、外来種を使用して革新的なワインを次々と生み出しています。

スペインを代表するスパークリンクワイン、カバ(CAVA)の生産地。
スティルワインの生産は1960年代からで、スタイリッシュなワインを目指し革新がくりかえされています。

現在、ワインの産地として最も注目を集める地域。
標高500〜800mの高地で気象条件は厳しい。夏冬の寒暖の差が激しく、ぶどうの完熟する期間短い。この温度差が独自の深みある味を生み出しています。

焼けつくような熱い平原で赤ワイン・白ワイン・ロゼワインが原産地呼称に認定されています。
赤ワインはティンタ・デ・トロを75%以上使用することが義務づけられており、濃厚な色、凝縮された果実味のあるワインが生産されています。

スペインのパン籠と呼ばれる平らで広大な穀物畑が果てしなく続く地方です。
気候は、厳しく冬は寒く、夏は高温になります。

5つの原産地呼称があり、スペインを代表する白ぶどうの生産地です。固有品種のアルバリーニョやゴデヨは
“白ぶどうの王女”と呼ばれ、ガリシア産高級ワイン原料の代名詞のような存在。
生産地リベイロ、リベイラ・サクラ、バルデオラス等、優れたぶどう品種の生産地として有名です。

マドリードはヨーロッパ一の高地にある首都です。中央メセタ(台地)に位置し海抜が600−800mあり、凍りつく冬と焼け付くような夏でぶどう栽培農家にとって厳しい条件です。
黒ぶどうのテンプラニーヨやガルナチャ、白ぶどうはマルバールやアルビーヨ、アイレンなどが中心に栽培されています。
